【2022年最新版】認定こども園で働くメリット

最終更新日 2024年12月20日 by nerdyf

「認定こども園って何?」
「認定こども園で働くメリットを知りたい」
「認定こども園を設計してくれる会社を探している」

近年では認定こども園と呼ばれるものが増えてきていますが、これは幼稚園と保育園2つの機能を兼ね備えた施設のことを指しています。
名前を目にすることが多くなり、就職先として検討したいと考える人も多く見られます。
しかし歴史が浅いことから、なかなか制度や働き方についてよくわからないと感じている人も多いことでしょう。
メリットやデメリットをよく考えた上で、利用するかどうかを検討する必要があります。

認定こども園とは

そもそも認定こども園とは、幼稚園と保育園の両方の良いところをとっている施設と言えばわかりやすいでしょう。
就学前の子供に教育や保育を提供する機能、そして地域の育児に対する支援を行う機能を備えています。
一言で認定こども園といっても4つのタイプがありますが、1つが幼保連携型と呼ばれる、幼稚園と保育園の両方の機能を併せ持つことです。
そして幼稚園型と呼ばれるものは、既存の認可幼稚園に保育園のような機能をつけたものです。
そしてその反対が保育所型で、既存の保育園に幼稚園と同じ機能がプラスされているものに当たります。
最後に地方裁量型と呼ばれるものは、地域の状況や市民のニーズを鑑みて地域住民に提供するケースです。

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管轄する省庁の違い

このように見ると保育園との違いについてよくわからないという人も多いかもしれませんが、まずは管轄する省庁が異なります。
認定こども園の場合には内閣府が管轄するものです。
保育園の場合には、施設の利用に際し、就労や介護、病気など、生活上で保育に支障をきたす場合と言う条件が設けられています。
しかし認定こども園の場合には、施設の利用は誰もが可能で、0歳から修学前までの保育と教育が受けられます。

認定こども園の仕事内容

どのような仕事内容が行われるのかというと、もとが保育園だったのか幼稚園だったのか、新規で設置されたのかにより全く異なります。
仕事内容や園内の雰囲気は見学した上で、人材紹介会社のコンサルタントなどに詳しく教えてもらうと良いでしょう。
どの辺でも共通して注意しなければならないことが、園児の帰宅時間のズレによって活動のスケジュールの立て方がどうなっているのかという点です。
0から2歳児、3から5歳児の子供の過ごす時間割は、保育園とそれほど違いはないでしょう。
大きく異なるのは、14時に帰宅する3歳から5歳の子供たちです。
クラス全員に体験させておきたいものに関しては、14時のタイミングで終わるようにカリキュラムを組むなど配慮が必要です。
クラスの中で早く帰ることを遅く帰る子に偏りが出そうな場合には、早く帰る子供に対しても楽しい遊びを共有するなど配慮が必要です。

認定こども園で働くメリット

保育と教育の子供について幅広い経験を積むことができる

このようなことを踏まえた上で、保育所が認定こども園で働くメリットとしては、保育と教育の子供について幅広い経験を積むことができる店です。
保育園は子供の生活や情緒面、幼稚園はスキルや生活指導等というように、保育や教育の観点が異なります。
幼保一体型の場合には、どちらの知識も経験も求められるはずです。
家庭環境が異なる子供や保護者との関わりから学ぶことも数多く見られ、幅広い経験や知識を持つことができます。

行事やイベントが豊富

そして行事やイベントが豊富である点です。
発表会や運動会なので行事に力を入れている傾向があり、これらは子供たちの思い出や学びにもつながるはずです。

勤務経験は転職の際の大きな強みにもなる

そして勤務経験は転職の際の大きな強みにもなります。
保育需要が現在でも高い状況にあり、これからもそれが続くことが予測されるため、このようなこども園は今後も増えていくことが予想されるでしょう。
勤務していた経験があれば、将来的に転職を考えた場合にも選択の幅は大幅に広がります。

認定こども園で働くデメリット

給料などの待遇は保育園とそれほど大差がない

反対にデメリットに挙げられることとしては、給料などの待遇は保育園とそれほど大差がないことです。
両方の免許がなければなりませんが、残念ながら特別な手当を設けている俺は少ない傾向にあります。
また場合によっては行事やイベントに力を入れ、その準備などで負担が増えることも考えられます。

肉体的、そして精神的な負担が増す可能性がある

肉体的、そして精神的な負担が増す可能性を考えておきましょう。
様々な立場の保護者との関わりがある事は、メリットになる反面、デメリットである可能性も考えられます。
保育園の常識で保護者に対応していた場合には、思ってもみないトラブルに発展する可能性もあり、またその反対も言えます。
これまで以上に柔軟な保護者への対応が求められることでしょう。
しかし多くの人と関わることにより、子育てにもそれぞれの価値観があることを学ぶことができ、保育者としての幅を広げることにもつながります。
そしてまだまだ制度や法律が不安定であるため、今後社会状況の変化に合わせて法律や制度の変更も多く出てくる可能性があります。
それにより対応にも追われがちになることが予想されるでしょう。

まとめ

このような特徴から、保育士の新しい活躍の場であることがわかります。
多くの業務負担が増える可能性もあるものの、これまでとはまた違う経験を積むことができるでしょう。
これまでとは異なる環境で仕事をしたい、新たな形で子供と関わりたいとスキルアップをなるのであれば、よりやりがいを感じられるはずです。